2013年03月24日

ついに完成!


こんにちは。
最近、昔患った頚椎症がぶり返して難儀しています…
季節の変わり目なので、健康に気をつけたいですね。

さて、以前の記事で紹介したHEDGEさんにオーダーしていた小銭入れが、ついに完成しました!

先週末、お店から小銭いれが仕上がったとの連絡がありました。
そこで3月19日に商品を受け取りにお邪魔することに。
前回の反省を踏まえ、今回は車で行きました!

こちらがその写真です↓




実物を手に取ると、自分専用に出来上がったんだ!という感動がひとしおです。
店長さんによると、素材から完成に至るまで一言で語り尽くせない過程があるのだとか。
一度じっくり聞いてみたいものです(笑)

ほんとに、手作りとは思えない質感・精度ですよ。
良い物を作っていただいて感謝していますsin
あ、ちなみにネームを入れることも可能でしたが、私はネーム無しにしました。

早速小銭を引越させました。


買い物で使ってみた印象は…
「非常に良い!!」

開口部が結構大きめなので、中身が確認しやすい&取り出しやすいです。
最初は、今まで使っていた物に比べてちょっと大きいかな?と思っていましたが、これぐらいのサイズの方が絶対使いやすいです。

あと、なんといっても手触りがいいですね。使うのが楽しくなってきます。
こんな良品がなんと!お値段3,000円でオーダーできます。(ジャパネットたかた風に)

めちゃくちゃヨイショしていますが、本当にお買い得だと思うので、一度お店に足を運ばれることをおすすめします。
(なお、お店に行った時は店長さんお1人だったので、ツーショットはお預けになりました。)

タグ :雑談

2013年03月14日

著作権について考える



昨年の10月から、違法ダウンロードが罰則化されました。
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/online.html

改正著作権法では、ネット上で違法に配信されている音楽や動画をダウンロードすると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科されます。
改正前から違法と知りつつダウンロードすること自体は禁止されていたのですが、罰則規定がありませんでした。

また、今回新たDVDなどの不正コピー防止技術をすり抜けて違法コピーする行為も、禁止対象とされます。ただし、こちらは罰則規定はありません。

一方で、日本レコード協会の統計によればCDの生産量は年々低下しており、その原因の一つとして違法ダウンロードの存在がやり玉にあげられています。
http://www.riaj.or.jp/data/aud_rec/aud_m.html

ところが、違法コピーとCDの売上は無関係との調査結果もあるようです。

果たして、著作者の権利を強化することが良いことなのか…
という疑問がずっとモヤモヤしていました。
そんな疑問を解消すべく、次の本を手にとってみました。

「なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門」
岡田 斗司夫 , 福井 健策 著
阪急コミュニケーションズ¥ 1,470


岡田 斗司夫氏は自称「オタキング」として有名で、東大で講師をされるなど有名な方ですね。
もう一人の著者である福井 健策氏は、著作権法を専門にされている弁護士です。
その二人が対談形式で、著作権やコンテンツ産業の未来について様々な角度から語るというスタイルになっています。

冒頭のはしがきで、岡田氏は次のように述べています。
「僕は著作権が嫌いだ」と。
著述家であり、本来著作権で保護される側である氏がそう考える理由を、次のように述べています。

あらゆる作家やクリエイターは、絶対に模倣やパロディから出発する。
そこがクリエイティブの土壌であり、源泉なのだ。禁止すれば必ず枯渇する。既得権を守るために、土壌そのものが痩せてしまったら意味がないじゃないか。
P4


創作活動をしたことが無い自分にとっては、眼から鱗です。
著作権の枠組みを考える上で、非常に重要な指摘であると思います。

そうは言っても、著作権法という仕組みがあるのは厳然たる事実なわけで、弁護士である福井先生とは意見が真逆になる…
と思いきや、案外そうでもありません。
福井先生も、健全なコンテンツ市場の育成には、現行の著作権制度がうまく機能していないという考えです。

一例として、DRM(デジタル著作権管理)の問題を指摘しています。
DRMとは、DVDのコピープロテクトのように、デジタルコンテンツのコピーを制御する仕組みのことです。

DRMには大いに有益な面もありますが、使いようによっては私的複製を一切禁止するツールにもなってしまう。
そして、DRMが及ぶ範囲は、権利者とメーカーの話し合いで決まってしまい、ユーザーの関与する余地は基本的にありません。
それならば、DRMよりも、まだ法律の方がマシではないのか?
P39


その他、クリエイターの将来像や、ネット上に国家を作るなんて壮大な話も飛び出してきます。
全体として、私が著作権に抱いていた違和感のようなものに、ある程度答えてくれる本でした。

サクサク読めるので、著作権に興味のある人はもちろん、そうでない人も一読をお勧めしたい一冊です。

タグ :著作権

2013年03月06日

花粉症対策


本格的に花粉症の季節になりました。
私が花粉症にかかったのは、確か小学生低学年ぐらいだったと思います。
当時はあまり花粉症患者がいなくて、集中が切れてボーっとしていると腑抜け扱いにされ、すごい腹立たしかった記憶が…。

かれこれ二十数年来の付き合いですが、毎年「飲み薬+点鼻薬+目薬」でしのいできました。
この時期街でマスクをしている人をよく見かけますが、個人的にマスクが苦手です。
マスクをしながらしゃべっていると息苦しくなってくるし、コーヒーを飲む度に外すのも面倒だし、しょっちゅう付け外ししていたら意味ないやんと思ったり。

でも薬は薬で眠たくなる副作用があるので、結構つらいです。
ところが最近、新しい花粉症グッズがいろいろ発売されているらしいので、ちょいと試してみることにしました。

まずはコレ↓

「クリスタルヴェール」

これを塗布すると、イオンの力で鼻に花粉が入らないようにするというもの。
さっそく近所のドラッグストアで買ってきました。
メーカーのサイトを見ると、ゴマ粒大の量を指先に出し、軽く指で伸ばして鼻の穴の周りに塗りたくるとのことです。
既に鼻がムズムズきていたので、急いで塗ったものの…

全然くしゃみが止まりません。

当たり前の話ですが、鼻の中の花粉を全部追い出してから塗らないと意味がないようです。
(先に気づけよ…)

仕方ないので、もう一度ドラッグストアに走って、コレを買って来ました↓

「Mist Wash」

普通の点鼻薬と違い、症状を抑えるのでなく、水で花粉を洗い流すモノらしいです。
人間の体液に近い成分なので、鼻に流しこんでもツンと来ないとのこと。

注意書きでは、片方の鼻で3プッシュするように書かれていましたが、実際やってみると、3回ではくしゃみが止まりませんでした。
中身が霧状ではなく液体で出てくるので、下を向いたままやるとすぐにドボドボ液が流れ落ちてしまいます。
なので、気持ち上を向くぐらいの角度で試すと、うまく行きました。

くしゃみが収まったところで、すかさずクリスタルヴェールを塗ります。
すると、しばらくしてもくしゃみが出ない!
ちゃんと効果はあるようです。
数日間試していますが、今のところ少しムズムズする程度で抑えられています。
これはもしかしたら、飲み薬に頼らなくても今シーズンを乗りきれるやもしれません。

花粉症に悩まされている人は、一度試してみては?

タグ :雑談

2013年03月03日

サンクコストの罠


いよいよ花粉症の季節ですね。おととい辺りから、鼻がムズムズき始めました。
しばらく憂鬱な時期になりますsage


今回はサンクコスト(埋没費用ともいう)についてのお話。
サンクコストは、次のように定義されます。


・過去に支払った費用で、現在の意思決定の時点では取り返しのつかない費用。



サンクコストは、お金の損得を勘定する際に重要な判断材料となります。
具体例を挙げて考えてみましょう。


運動不足を解消するため、入会金5万円を支払ってスポーツクラブに通うことにした。毎月の会費は1万円発生する。

最初はまめに通っていたものの、3ヶ月もすると、だんだん通うのが億劫になりだし、半年後には全く利用しなくなった。でも、既に支払った費用(半年分の会費+入会金で11万円)がもったいなくて、スポーツクラブを辞める決断ができない。



この11万円が、サンクコストになります。
サンクコストは回収不能な費用なのだから、意思決定をする際の判断材料に入れてはいけません。だから、この例の場合では、さっさとスポーツクラブを退会すべきです。

もう一つ、有名な例を取り上げてみます。


新しい映画が公開されることになり、非常に楽しみにしていたので、事前に1800円のチケットを購入していた。
ところが、上映の当日になり、チケットを紛失していることに気がついた。再度チケットを購入し、3600円を支払ってまで見る価値があるのだろうか?



紛失したチケット代は、自分の意思ではどうにもならないのでサンクコストになります。だから、2枚目のチケット代に1枚目の代金を加算するのは間違いです。本当にその映画を見たければ、ためらわずにチケット売場へGOです。

上記の例は身近なケースなので、比較的理解しやすいのではないかと思います。
ところが、企業の意思決定になると、話は簡単に行きません。

よくありがちのが、あるプロジェクトが失敗になることが明白なのに、それを中止する決断ができないこと。
「これだけの資金と労力を割いて、今さらやめられない!」といった状態になってしまうのです。
大きな組織になるほど、メンツや責任問題が絡んできて、意思決定ができなくなるということになりがちではないでしょうか。

合理的な意思決定というのは、簡単にできそうで意外に難しいのだと思います。


↓近所のラーメン屋さんの前にあった風船?人形です。
下から扇風機で風を起こすことで自立しています。動きがトリッキーで面白い。。


タグ :企業経営



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プロフィール
kanaoki
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行政書士の金沖と申します。
ご近所さんから中小企業の社長さんまで、いろいろな人が気軽に相談できる存在でありたいと思っています。
法律以外に身近な話題や時事ネタなども取り上げて行くので、よろしくお願いします。
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