2013年05月30日
期間の計算
こんにちは。
前回の記事でウェブサイトのリニューアルをご紹介しましたが、その際に契約上の期間を自動で計算できるプログラムを追加してみました。
期間の計算とは、「4月1日から3ヶ月後」といったように、開始日から○○後の日付はいつか?という問題です。
なお、「○○年○月○日まで」のように、具体的日付で指定する場合は「期限」となります。
そして、この期間計算というのが微妙にややこしいんです。
まず開始日について。
○○年○月○日から、と指定したときは、当然ながらその日付から期間がスタートします。
ただし注意が必要なのが、「今日から○○後」と指定したケースで、この場合は翌日が期間の開始日となります。
これを初日不算入の原則といいます。
(民法140条の条文上は「初日不算入の原則」が原則となっていますが、上記の説明のほうが分かり良いと思います。)
次に期間の終わりの日付ですが、これは期間をどの単位で指定するかによって計算方法が変わってきます。
日単位で定めたとき:開始日 + 指定日数後の日付
週単位で定めたとき:開始日 + 指定週数後の、開始日と同じ曜日の日付
月単位で定めたとき:開始日 + 指定月数後の、開始日と同じ日にちの日付
年単位で定めたとき:開始日 + 指定年数後の、開始日と同じ日にちの日付
月単位と年単位のときは、同じ日ちにの日付が無い場合があります。
例)1月31日の1ヶ月後は、2月31日になってしまう。
その時は、その月の月末を終わりの日付とします。上記の例では、2月28日(うるう年では29日)です。
更に、期間の終わりの日が休日である場合は、休日に取引をする慣習がない限り、翌日まで終了日がずれます。休日とは、国民の祝日と土曜、日曜になります。
詳しくは、ウェブサイトの解説ページを参照して下さい。
プログラムを作成するにあたっては、上記のルールで計算すれば良いわけです。
今回はウェブ上で利用するので、使用言語をJavascriptにしました。
今までphpやExcel,AccessのVBAぐらいしか扱ったことがなかったのですが、まあそれほど複雑な内容でもないしすぐ完成するでしょ!と高をくくっていました、最初は。
でもいざ取り掛かってみると、色々な問題に悩まされることに・・・。
次回は、そんな苦労話について書いてみようと思います。

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